今日はですね、監督クリストファー・ノーランのデビュー作をご紹介します。
どんな巨匠でも、最初の一歩があるわけです。
世界に名をとどろかせる有名人でも、最初は素人だったわけです。
というわけで、クリストファー・ノーランもそういう時があったんです。
彼は「メメント」でメジャーデビューを果たし、
その後も「バットマンシリーズ」や「インターステラ―」など、
大作に挑みつつ、また興行的にも成功を収めています。
と、彼の偉業はここでは語りつくせません。
そして、彼の初挑戦作品も、私たちがやろうとしているショートフィルムでした。
とにかく、彼の初挑戦作品をご覧ください。
Doodlebug (1997)- Christopher Nolan Short Film
https://www.youtube.com/watch?v=xtDGJI32k2k
いかかでしたでしょうか。 これが、彼の最初の作品だったわけです。 個々の感想はお任せするとして、
ここでは、作品の感想ではなく、
私がこの作品から捕らえた、彼の作品の特徴について書きたいと思います。
ズバリ、この作品をはじめ彼の作品の多くには、
「ドロステ・エフェクト」が用いられていると思うわけです。
ドロステ・エフェクトってなにってことで、 Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%86%E5%8A%B9%E6%9E%9C
簡単に言うと、
あるイメージの中にそれ自身の小さなイメージが、その小さなイメージの中にはさらに小さなイメージが、その中にもさらに……と画像の解像度が許す限り果てしなく描かれる、ことです。
この果てしないループの世界観が、彼の持つ世界観の一つになっているわけです。
この概念は、「メメント」「インセプション」「インターステラ―」など彼の多くの作品にみられます。
実は、このエフェクトの名前こそ知らなかったのですが、私は子供の頃からこのループの世界観に興味をもっていました。私が試したことは、自分の写真をまず撮って、次にその自分が写った写真を持って自分をまた撮る、とういう具合に、出来上がった写真の中に、何人もの自分が映り込んでいる写真を撮っていたりしていたのでした。
それが、ドロステ・エフェクトという名前が分かった時は、
なにか非常に嬉しかったのを覚えています。
さて、話は元にもどりますが、
この彼の最初に作品には、粗削りなものすごい広がりを感じるのは、
彼のことを知った後での、ひいきした目線なのでしょうか。
Have a wonderful day!
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