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​映像に関するアレコレを、REIZ 独自の視点でアレコレ書いていきます

あの監督の初挑戦作品(3)

今日はですね、 あの監督の初監督作品です。

その名はスティーブン・スピルバーグ。


ただ、IMDb(インターネット・ムービー・データベース)によると、

彼の初監督作品は、1959年の「ラスト・ガン」になっているのですが、

それがどうしても見つかりません。


そこで、見つけれたのが、1961年「エスケイプ・トウ・ノーウェア」です。


彼がなんと14歳の時に(字幕は12歳になってますが)撮った作品だとのこと。

それだけでもすごいんですけど、とりあえずご覧ください。


https://vimeo.com/25449996


いかがだったでしょうか。


アクションシーンやカメラ割、編集の仕方など、

どれをとってもすでにその才能が現れてます。




そして私が特に驚いたことは、なんと言っても14歳の少年が何人もの大人の役者を使って演出をした、ということでしょうか。



この点は監督というよりプロデューサーとしてですね。彼はプロデューサーとしてのクレジットも沢山あるわけですが、これは文字通り、初めてのプロデュース作品です。


さらに、これはShort といえども本編は40分もあったらしいです。素早いアクションシーンが続く本編。



ということは、その何倍もの画を撮ったと思われます。ということは、それの下準備のために、こういう画をとろうとかここの場所で撮ろうとか沢山の作業があったことでしょう。



台詞が全編を通してないというのも特徴的です。


この何十年もあとに発表される「プライベート・ライアン」。あの映画の原案はここにあったと断言ができる今回の初めての作品でした。

Have a wonderful day!


#スティーブン・スピルバーグ #初監督作品 #映画のつくりかた #escapetonowhere

#F40 #エスケイプ・トウ・ノーウェア

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