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アクションシーンは後退してる?

最終更新: 2018年8月14日

今日はですね、私が思うアクションシーンについてです。


最近のアクションシーンは、撮影技術やカメラの性能も手伝って

すごくリアルですよね。

画はきれいだし、小さなカメラで寄れるので、

より緊迫したシーンになっています。


しかしですね、私がここで取り上げるからには

なにか思うところがあるわけです(笑)


アクションシーンから言えることってなんでしょうか?


それは、最近の格闘シーンは、

コマ切れや、クローズアップが非常に多いので、、

誰が誰と戦っているのかがわかりずらいという点です。


え、どういうこと?


確かに、画はきれいで格好いいんだけど、

寄りのカットが多いので、誰がどっちに向いて戦っているとか、

誰がどの位置から加勢しているのかが見えずらいんです。


パンチや蹴りを繰り出すんだけど、

カメラも一緒になってグルグル回るから、

誰がどこに立っているのか、

誰が影から襲おうとしているのか、

誰が隠れているのか、

などがわかりずらいんです。

単に目を楽しませてる映像でしかない。


現場では、これはいい画だということになっているはずです。

でも、戦いとしてみると、あまりそうは見えなくて、

ダンスでも見せられている感じというか、、、。


これは、冒頭に書いた

撮影技術の進歩やカメラの性能の進歩といった

長所を過信しすぎた結果、

それが逆に短所となって

戦いのシーンがそう見えなくなってしまっているのでは、と思っています。


戦いのシーンは戦いのシーンであって、

単に派手なアクションを見せるだけでは

意味をなさないはず。



では、どんなシーンが理想なアクションシーンなのか。


それは、基本的なつくりかたですが、

ワイドショット(ロングショット)を中心に軸をつくり、

インパクトのある個所にクローズアップや、スローモーションを

入れてたアクションシーン全体を構成する。

きわめて基本的な構成でいいと思うわけです。


そうすれば、単純にどちらが打ってどちらが打たれているかがわかる。


そして、私の好きな格闘シーンと言えば、

ブルース・リーの「死亡遊戯」です。


戦いのシーンは戦いであって、戦いを全面にだすべきです。

黄色いヌンチャクが回転していく様は、

撮影とはわかっていても、画の中にのめり込んでいきます。


また別の尺度としては、

見終わった後に、観た人が自然と体を動かしたくなるかどうかとか(笑)


要は、前にも書きましたが、

表現したいのは「音」なのか「音楽」なのか?

見せたいのは「綺麗な画」なのか「戦い」なのか?


肝がない映像や表現は、いくら技術が向上しても、

なにも残らないと思うわけです。


はたして、アクションシーンに関しては、

私達は先代から受け継いだものを継承できているんでしょうか。

どうなんでしょう?


Have a wonderful day!


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