​映像に関するアレコレを、REIZ 独自の視点でアレコレ書いていきます

カメラの動きってこれだけ?

今日はですね、カメラの基本的な動きについてです。

この基本的な動きを把握するこで、 ショットリストを作る時など、

いろんな時に生かすことができます。

ここはHollywod 方式なので、横文字でいきますね。 それは、

① Pans (パン) 左右の動き。右から左。左から右。

② Tilts (ティルト) 上下の動き。上から下。下から上。

③ Dories (ドリー) レールなどを使った横滑りの動き。

④ Boom (ブーム) ブームを使った動き。上下左右。

です。

説明していくと、 ① Pans (パン)

これは半分、日本語にもなっていますね。

カメラを軸として、視点を左右に動かすやり方です。

早く振ったり、遅く振ったり、いろんな方法があります。

現場の新たな情報を入れ込む時に使ったりします。

② Tilts (ティルト)

カメラを軸として、視点を上下に動かすやり方です。

使い方としては、パンとにてますね。

あくまで呼び方なので、あまりこだわることはないです。

③ Dories (ドリー)

これは、簡単な線路を作って、その上にカメラを固定して、

横滑りな画を作るやり方です。 よく撮影風景で見るあれです。

友だちは、線路をつくらずに、スケートボードや車椅子を使って、

同じ効果をやっていました。 「ドリー」って呼び方が可愛いですよね。

④ Boom (ブーム)

これは、クレーンのような腕(ブーム)使って、

被写体をいろんな角度から撮るやり方です。

Boom + Tilt のように使うとより効果的です。

これもよく撮影風景で見ますよね。

ただ、これは準備が大変なので、F40 では撮影に必要だったら使うことにします。

と、ざっとこんな感じです。これで映画の撮影というものは基本的には成り立っています。 この四つの動きを抑えておいてください。



で、(ここからいつもの私の私見ですが) 最初にカメラで画を撮ろうとした時に、

「え、これだけの動きしかないの?」 と思ったのでした。

というか物理的に考えて、

カメラは被写体を上下左右しか捕らえることしかできませんよね。

(今では、手持ちのカメラやドリーなどで、もっと様々な角度から捕らえることができますが)

言い換えると、 役者なり風景なり、被写体がかなり主張しないと、もしくは意味をなさないと、 カメラでそれを捕らえることはかなり難しいな、と思ったのでした。

カメラといえども、所詮、被写体を捕らえるしかないわけです。

なので、役者は演じるのは当然ですが、

さらにカメラマンは、その被写体をどう撮らえるかを、

何通りも模索する必要があるわけです。

演技からこの世界に興味を持った私は、

カメラの世界はとても窮屈だな、と正直思ったのでした。

それで、冒頭のタイトルになったわけです。

しかし、映画という二次元の映像の種目にエントリーする場合、

そのカメラの動きをマスターすることは、

この種目のルールを理解し、それに応じた練習なりアプローチが必要だと思うわけです。 (100m走は100m走の練習。砲丸投げは砲丸投げの練習みたいな)

ここで、最近観た映画で、これらの動きを上手く使った映画をご紹介します。


それは、 「The Shape of Water」です。

半魚人と人間が恋する話です。

驚くのは、どのシーンを見ても画が固定ではなく、

寄ったり、引いたり、Panしたり、Tiltしたり、ととにかく画面に変化があんです。


こうすることで、役者の動きや感情をさらに引き出すことに成功しています。 監督のデルトロが、静止画の写真とはちがう 映画ならではの動く二次元の世界を上手く表現していると思うわけです。

この映画を観ながら、自分だったらこういう撮り方をしたいとか考えながら観るのも面白いかもしれませんね。

Have a wonderful day!


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