​映像に関するアレコレを、REIZ 独自の視点でアレコレ書いていきます

スタジオからコンビニまで!

最終更新: 2018年9月14日

今日はですね、アーティストとしての表現方法や観察力についてです。


先日、ある役者のワークショップを見学させてもらいまして、そこで面白い訓練をしていました。それは、その稽古場からみんなが知っている一番近いコンビ二までを、言葉でわかりやすく説明するという単純なものでした。


そんなの簡単では、と思うかもしれませんが、意外とこれが難しいのです。自分でイメージしていても、これが説明となるとうまく伝わらない。また単に右、左ではなく周りの情景を加えながらわかりやすく説明をしようとすると、これまた出来ない。


当然、人それぞれ言い方だって違ってきます。情景をそらんじながら言う人もいれば、しどろもどろになる人もいる。役者のクラスだったので、その説明を聞いている人の顔を見るようにして言おうとすると、これまたつまずいてしまう。

さらに、いつも行っているコンビニのはずなのに、その途中にあるお店が何のお店で、 何軒あったのかは誰も言い当てることができませんでした。いかに普段、何も考えないですごしていることか。私もそこを通ってスタジオに入ったのですが、お店があること自体わかりませんでした。そこは意外と派手なレストランだったにも関わらずです。


これは物をつくるうえで大きなヒントになります。


まず、観察力から。今回の例のように、私たちの周りにはいろんなことが沢山にあるにもかかわらず、見過ごしていることが多いわけです。例えば、家から用事のために外に出るとしたら、その間に必ず何らかの植物があるはずです。それはなんだったでしょうか。別に植物でなくても、普段気にしていない物があるはずです。そしてそれを見つけた時、少なからず驚きがあるはずです。

次に表現方法について。先ほどのスタジオからコンビニまでは、約1分程度でした。。その間に廊下を通ったり、階段を上ったりと見える風景はいろいろと変わります。その単純な道のりのどこをカメラで撮らえ、どう表現することができるのか。もうこれは無限の方法があるわけです。そして監督は、その数えきれないパターンの中から、一つの画を決めるわけです。


ここで声を大にしていいたいのは、この一つの画を決めるに至って必要なのは「センス」だけです。知識とか経験はあとからついてきます。特にF40 ではこのセンスを大事にして、かつ、大胆に撮ってほしいわけです。

この普段からの観察と大胆な表現方法によって、その人にしかないスタジオからコンビニまでの作品が必ず生まれるはずなのです。そして、この世界を発見した時、いつもと見慣れた同じ風景なのに、 誰も気づくことのできず、かつ異次元を覗いてしまったような不思議に感覚に襲われるのです。



アリスのワンダーランドへようこそ、といった感じでしょうか。 面白い世界は、すでに目の前に沢山あるのです。



Have a wonderful day!


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