​映像に関するアレコレを、REIZ 独自の視点でアレコレ書いていきます

映画を疑ってみる!

最終更新: 2018年8月14日

今日はですね、映画という媒体について 書いてみたいと思います。

そもそも映画ってなんですかね?

なんでも懐疑的は私は、 時々こんなことを考えてしまいます。 一般的に、映画という媒体があって当たり前 という観点から出発しています。

でもちょっと再考してみたいんです。

100数十年前にエジソンが映写器を発明して

人類は映像という媒体を手にしました。

そこには、過去の人間がした動きが映像となって映し出される。

今では当たり前ですが、 当時は相当びっくりしたと思うんです。

最初は映像だけのいわゆるトーキー映画。

モノクロの画質が粗い映像。 夢の色が白黒という方も多かったとか。

(今もそれなりの割合でいるそうですが)

そこから、音が入り、カラーになり、

いろいろ技術が進歩して今日にいたっているわけです。

ここで、見落としていて当前と思っていることは、

映画の中のドラマは、 その中の世界で完結しているということです。

言い換えると、 私たち視聴者は、

映像の中の世界を外から覗き見している、

というのが大前提となっているわけです。 ドラマの中の人物の世界と、観客の世界は離れている。

これ、不思議だと思いませんか?

私は子供のころ、テレビドラマの中の人物は

どうしてこっちを向いてくれないんだろうと 真剣に思っていました。 こんなこと思うの私だけですかね、、、。

でも、この世界観を打ち破ってくれたのが、

ブルース・ウィルス主演の「こちらブルームーン探偵所」です。

これはテレビドラマで、 いわゆるドラマの世界観が

テレビの中で普通に描かれていきます。 でも、ある回の時、彼がドラマの役を演じたまま、

テレビの外の視聴者に向かって語りだしたのです。

彼はカメラを向き(視聴者を見て)喋ったのです。

これは、常々なんで役者はこっちを向いてくれないんだろうと 思っていた私にとっては衝撃的なことでした。

また、これの発展形が、全米でカルト的な人気を誇るドラマ

「The Office」のトーキングヘッドに見られるます。

これは、ドラマ自体は普通にすすんでいくのですが、

そこに出てくる登場人物は、そのシーンでおきた感想を、

まるでインタビューでもされているかのように、

そこだけ別撮りでカメラに向かって話すのです。

見ている方は、ドラマの中から出てきたような

その役者たちに妙な親近感を覚えます。

また、半分ドキュメンタリーのようなつくりに、

その現場に一緒にいるような錯覚にさえなるのです。 何が言いたいかというと、

当たり前だと思っていることの前提を覆してみると、

思わぬ可能性が無数に広がっているのではないか、 ということなんです。

別にスクリーンの向こう側の世界の話でなくてもいいわけです。


実はこの世界観を打ち破った作品があります。

それは「トゥルーマン・ショウ」というジム・キャリーの映画です。

ネタばれになるので多くは言えませんが、

これは見方によってはかなり哲学的なストーリーに仕上がっています。

一度は観ていただいても、時間の無駄にはならないと思います。

いやあ、映像って、 自分が目で見ている世界も含めて不思議ですよね。

こんな疑問を持つのは私だけでしょうか?


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