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​映像に関するアレコレを、REIZ 独自の視点でアレコレ書いていきます

演説に学ぶ!

更新日:2018年8月29日

今日はですね、先日、聞いた講演会での話です。


それは、その講演会の講話者が発する波動にすごく感動してしまったのでした。と、また変な切り口ですが。


それは経済に関する講演で、かつ地域活動を盛り上げていこう、という活力あるものでした。その方はその地区で仕事だけでなく、あらゆることに慈善活動もされてる方です。


で、私が驚いたのは、普通の講演会だったら、いち聴衆者としてフムフムと聞いて、興味あるところは意識して聴こうするぐらいだと思います。


しかし、この方の講演は、一言ひとことがよどみなく語られ、かつその言葉が確実に体の中に入ってきて私の肝を掴み、そしてさらに感動に近いものを与えたのでした。


これは内容に感銘を受けたわけではなく、その講演者の言葉の波動が会場の後ろにいた私まで確実に届いたことです。こんな経験は、上手い役者の舞台でもそうあることではありません。


早速、私はその講演の後、その方に講演の極意を聞いてみました。


すると、驚いたことに、演説は講演の勉強はしたことは全くないとのこと。さらに、原稿は全くない。自分が腑に落ちたことだけを喋る。でないと、言葉に嘘が出て聞いている人には届かない。などと、いたってシンプルなのでした。


特に協調していたのは、準備はしないが、とにかく自分が納得したことだけを話すようにする。でないと、嘘や上面で話しているのがばれる、とのことでした。。


これって、私たちがやっていることに大いに共通しているのではないでしょうか。



例えば、役者。スクリプトは暗記して読むまでは誰でも出来るわけです。しかし、それをどうその場で感じた言葉のように表現することが出来るのか。それは、この方が行う内容を確実に自分に落とし込むことと何ら変わりがないはずです。


かりにスクリプト通りにきちんと言えたとしても、その言葉が観客に届かず感動を生み出さなかったら、それは俳優の仕事を果たしていないといえます。


それから、即興がもたらす真実味ということも大きいわけです。彼の演説には原稿はないので、その場で感じたことが言葉となって現れます。役者は台本である程度の縛りがあるわけですが、それがあったとしても自然な動きが求められるわけです。そういった点も、なにかを発するアプローチとしては、多いに参考になるはずです。


また、監督の指示についても同じです。役者の演出だけでなく、スタップとのコミュニケーションや指示の仕方など、この方の演説のように感動は与えないまでも、的確にかつ心に響く話し方や物言いってあると思うわけです。そして、その思いを発すれば、おのずとその反応が返ってくる。ひいては、現場がうまくいくわけです。


F40では一人監督脚本製作(主演)を目指しますが、それでもこの方の演説をするさいのアプローチは、大いに参考していきたいものです。


いやあ、あの方の演説はすごかった。もしご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。またどこかで講演をされると思うので、一緒に聞きにいきましょう。


Have a wonderful day!


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