今日はですね、映像の編集についてです。
ご存じ映画には絶対に欠かせない編集作業。地道な作業ですが、これがないと観ていただく方には届かない。いわゆる、最後の作品の良し悪しの全権を握っているのです。
しかし!
なんと日本ではその編集作業が軽んじられていいるんです。その証拠にギャラが安い。 これは紛れもない事実で、実際に現場でもあとは編集にまかせとけ、みたいな風潮があるわけです。
一方で米国では(全てはあちらが良いとは言いませんが)、編集の地位は非常に高いんです。 ギャラは高いし、編集という作業はリスペクトされている。それは、結局辿りつく所は日米でも同じですが、やはり作品の最後の鍵を握っているのは大きいです。
いくらいい演技をしても、いくらいい画を現場で撮れても、編集がひどかったら、全ては台無しになってしまいます。私は、この重要性を声を大にして言いたいのであります(いきなり演説口調)。
もう一度言いますが、最後は編集で決まるんです。お客様が目にする映像は、シナリオライターの空想でも監督の画コンテでもなく、編集で出来上がったきた画なのです。

そしたら、編集の置かれている地位というのは、もっと高く見られていいいのではないかと思うわけです。
と、編集の外からの捕らえられ方を書きましたが、一番映画作りで面白いのは、この編集作業だと言っても過言ではありません。
こっれすごくないですか。全てのスタップやキャストの結集の現れが、出来上がった編集の画に焼き付けられる。
なので、本当に自分の思い通りの映画を見せたいのであれば、その映画を撮った監督自身が、編集をやるのが一番ベストです。実際にそういう映画人の方は沢山いらっしゃいます。北野武さんも、編集作業が一番好きだと豪語する方の一人です。
でも、編集って知識はないし、と言った意見が聞こえてきそうですが、ここはF40。そんなことは全く心配ありません。前に「ランボーのすすめ」でも触れましたが、わからなくてもやってしまえばいいです。
さらに、編集とは、究極、画の切り貼りです。
そこには知識とかこうした方がいいというのがありますが、切った貼ったのセンスにつきます。ですので、知識ややり方がわからなくても、大いに自信を持たれて臨んでいただきたいと思うわけです。
そして、その願いや行動が、編集作業の神髄を知ることになり、ひいては日本の編集に地位向上につながっていくはずなのであります。
編集は面白いんです!
Have a wonderful day!
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