今日はですね、映像の編集ソフト(Premire Pro)について
今さら誰にも教えないような超基本的なことを書いていきます。
(本当に基本的なことなので悪しからず。
でも私が昔に独学でやってみた時に超疑問に思ったことです。
ソフトはPremire Pro でなくていいのですが、
便宜上、代名詞のように使っていきます)
まず、Premire Pro は映像がデジタル画像であることが前提です。
フィルム用ではありません(フィルムは現像という行程が必要です。
まあ、フィルムで撮った物をデジタル処理にすることは可能ですが)。
そして、Premire Pro は、デジタル映像編集するソフトウェアです。
(ここまで定義しなくてもわかるか(汗)
まず、カメラで映像を撮るということは、
それがデジタルで動画ファイルに保存されるということを意味します。
そのデジタルファイルは、保存の形態がいろいろありますが、
とりあえずMP4 のムービーファイルで保存されるとします。 そして、そのファイルはカメラからパソコンに取り込まれます。
で、Premiore Pro がやることは、これらの映像ファイルを、
完成した映画のように編集していくことなのです。
基本的な機能は、
この映像ファイルをタイムコードに張り付け、
それを切ったり貼ったりして順番を変えたり、
あとで色をつけたり音楽をつけたりすることです。
携帯の動画を撮った際、
再生する時に下にタイムコード(映像が帯状につらなったもの)が表示されるので、
このタイムコードの概念は、意外と身近になっているかと思います。
これで編集に入られるかというとまだです。
パソコンに取り込まれた映像は、
ファルダに分けておきます。
と、同時にマイクで録音した音声を、
別のフォルダに入れます。
なので、ここで二つのフォルダが出来上がります。
ここで注意しなければならないのは、
これらパソコンに取り込んだ映像と音声ファイルを、
同じくパソコン上で起動したPremire Pro の中に移す、ということです。 なので、PC 内のフォルダとPC 上のPemire Pto 内には
同じ映像が二つ出来上がることになります。
なぜかというと、実質的な作業はPremiere Pro 上でやるのですが、
編集者の命令(コマンド)は、パソコンの映像ファイル(元データ)に探しに行くからです。
なのでフォルダは二つ存在することになります。
(ソフト上だけに映像が存在することはあり得ないのです)
ここまではいいでしょうか?(この基本概念が私は分からなかった)

で、まだ編集の前にやることがあります。
それは、映像と音のシンクロです。
基本的にカメラで撮った映像には音が付いているのですが、
その音は音響専用のマイクではないので、仮ぐらいのクオリティーです。
これに、音響さんが撮った音をシンクロ(一致させる)という行程が入ってきます。
ちなみに、この音のファイルも、 タイムコード上に表現されていきます。 ですので、画のタイムコードと 音のタイムコードの二つが存在し、
この二つを一致させていきます。
これが意外と大変です。
ですので、回を別にしますが、この作業をスムーズにさせるために
スレート(カチンコ)(シーン1、テイク1など)を、
カメラを回す時に見せて、かつ「カチン」と音を入れます。
これはなぜかというと、
カメラで撮った仮の音と、音響で撮った音の双方に、
この「カチン」とした響く音が、タイムコード上で尖った山で表示され、
それぞれの山をPremire Pro 上で一致させるからです。
ここまで出来て、ようやく編集作業に入っていけます。
と、とりあえず、今日はここまでにしておきましょうか。 次回はこの続きを書いていきます。
Have a wonderful day!